【大分・臼杵の偉人】

1885(明治18)年、大分県臼杵町の酒造の長女として生まれる。1900(明治33)年から明治女学校高等科に通い、1906(明治39)年に野上豊一郎と結婚。豊一郎は夏目漱石の家に出入りしており、漱石山房の話が弥生子の創作意欲を刺激した。こうして書かれた作品が漱石の添削を受け、『ホトトギス』に掲載されデビューとなる。以後、『海神丸』『真知子』など優れた作品を着実に発表していった。

『迷路』は満洲事変から太平洋戦争に至る暗い時代を重層的に描いた作品。戦争で中断を余儀なくされながら、弥生子はこの作品に20年の歳月を注いだ。老年になってもその創作意欲は衰えることなく、大作を発表し続け、女流文学賞、文化功労者、文化勲章などを受賞。広い社会的視野と文化的教養主義を統一した作風を築き、99歳で亡くなるまで現役の作家として活躍を続けた。

 

 

**知られざる偉人・文化情報募集中!**
本サイトでは常時、あなたの町の「知られざる偉人・文化」の情報をお待ちしております!
今後のマンガ制作の参考とさせていただきますので、ぜひ情報をお寄せください。
(いただいた情報の採否・掲載日のお知らせは、本サイトへのアップをもって代えさせていただきます)

▼投稿はお問い合わせフォームよりお願いいたします
https://kyusyu-manga.azusashoin.com/contact/

 

**拡散をお願いします!**
知られざる偉人・文化ものがたりをたくさんの方に知っていただけるよう、よかったらぜひシェアやいいね!をよろしくお願いいたします!

反響が多い偉人は、続編や単行本化もあるかも?!

▼拡散は下記の各種シェアボタンよりお願いいたします

漫画一覧に戻る