【対馬の偉人(出身:滋賀県)】
農聖・陶山訥庵の背中を追いかけ、同門である木下順庵の塾へ入門した雨森芳洲。そこから彼は、順庵の推薦により朝鮮交渉の中軸になる人材として対馬へ赴任することになる。
当時の朝鮮交渉役であった陶山訥庵を補佐するため、教養や語学の勉学に励んだ雨森は、陶山の尊敬する賀島兵介の遺した『三十四カ条の言上書』から、互いの実益を尊重しながら誠実な交流こそが大切であると心に決める。
対馬三聖人――賀島兵介、陶山訥庵、雨森芳洲がつながった瞬間である。
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