【熊本・山鹿の偉人】

明治15(1882)年、熊本県山鹿市で牧師・大久保真次郎の元に生まれる。母は徳富蘇峰、徳冨蘆花の妹・音羽。

明治37(1904)年に両親の伝道に同行し、アメリカへ渡る。落実はサンフランシスコ大地震で被災者の支援活動を行った際に、通訳として日本から移民した娼婦たちが住む地域に赴く。ここで日系移民女性の悲惨な生活を目の当たりにし、大きなショックを受けた。日本に帰国してから、落実は矯風会(キリスト教の精神に基づき女性と子どもの人権を守り、その福祉への貢献を目標に掲げる組織)の機関誌 『婦人新報』で公娼制度撤廃の記事を読み、自らも廃娼論を書き、東京の矯風会に送った。これをきっかけとして、公娼制度を撤廃するために精力的に活動を展開するようになる。

明治から戦後まで、公娼制度の廃止をはじめ性と社会の問題に取り組み続け、女性の地位向上のために人生を捧げた。

 

 

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