【高千穂町の偉人】

高千穂の岩戸川沿いの台地で育った福嶋辰弥は、水不足によって貧しいこの地でどうにか米作りができないものかと考える。福嶋44歳の時、志を同じくする興梠森蔵と共に村民を説得して回りはじめるも、あまりにも難しすぎるその工事に賛同者はなかなか集まらなかった。それでも熱心な2人の説得で集まった有志83名で、工事を開始。見事16キロにも及ぶ用水路を完成させた。その時、福嶋辰弥70歳。興梠森蔵は亡くなってすでに2年が経過していた。

 

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