【沖縄の偉人】
第ニ尚王統の初代国王・尚円(金丸)の亡き後、王妃・宇喜也嘉(おぎやか)は、当時まだ13才と幼少であった長男・尚真を王にするため、策略を巡らせる。
尚円の没後、即位した尚円の弟・尚宣威の即位式にて、新王を讃えるはずの神女が尚宣威ではなく尚真を讃える神託を唱え、尚宣威はわずか半年で退位。尚真が第3代国王として即位することとなる。王府の女官を掌握していた宇喜也嘉は、見事、この前代未聞の国王交代劇を成功させたのである。
こうして尚真を王に据え、さらに少年王の母后として琉球王国の権力も握った宇喜也嘉は、その後、全国の神女体制を整理し、琉球神道と統治機構を一体化した全国的な祭政一致体制を確立。神女の最高位の神職「聞得大君(きこえおおきみ)」を設け、長女を初代・聞得大君に任命した。
長男を国王に、長女を神事を司る最高職にし、尚円・宇喜也嘉一族による支配体制まで固めたのである。

 

 

**知られざる偉人・文化情報募集中!**
本サイトでは常時、あなたの町の「知られざる偉人・文化」の情報をお待ちしております!
今後のマンガ制作の参考とさせていただきますので、ぜひ情報をお寄せください。
(いただいた情報の採否・掲載日のお知らせは、本サイトへのアップをもって代えさせていただきます)

▼投稿はお問い合わせフォームよりお願いいたします
https://kyusyu-manga.azusashoin.com/contact/

 

**拡散をお願いします!**
知られざる偉人・文化ものがたりをたくさんの方に知っていただけるよう、よかったらぜひシェアやいいね!をよろしくお願いいたします!

反響が多い偉人は、続編や単行本化もあるかも?!

▼拡散は下記の各種シェアボタンよりお願いいたします

漫画一覧に戻る