長崎・大村/佐賀の偉人

石井筆子19歳、「国際的な見識とマナーを身に付けて帰国せよ」という皇后陛下の推薦を受けてフランスへ留学した彼女は、日本よりはるかに民主主義の進んだフランスで人権思想を学ぶ。

2年ほどの留学を終え、帰国した筆子は同郷のエリート官吏と結婚。華族女学校の教師となり、女子教育に携わりながら鹿鳴館での舞踏会にも参加し「鹿鳴館の華」と呼ばれた。

結婚から数年後、3人の娘が生まれるも長女・三女は知的障がいをもち、次女は生まれて間もなく病死。さらに三女誕生まもなく、夫を肺結核で亡くすこととなる。

2人の知的障がいを持つ子を抱える未亡人となってしまった筆子だったが、後に「日本の知的障がい児者教育・福祉の父」と呼ばれる石井亮一との出会いにより、彼女の人生はまた大きく転換していく。女子教育、さらに知的障がい児の教育に積極的に取り組んでいく亮一に惹かれ、再婚。二人三脚で、知的障害児教育・福祉の専門機関「滝乃川学園」の経営に生涯を捧げた。

 

▼ともに障害児教育に尽力した人物・石井亮一

日本の知的障害児者教育・福祉の父 石井亮一

 

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