【宮崎・美郷町の偉人】

1879(明治12)年、美郷町西郷(旧西郷村)の農家の長男として生まれる。同じく宮崎出身の歌人・若山牧水に大きな影響を与えた友人として知られ、葉桜自身も優れた歌人であった。

1904(明治37)年にドイツ語学校に通うために上京。しかし、日露戦争の召集令状が来たことにより、勉強を断念せざるを得なくなる。明治39年に西郷に帰郷し、28歳で郡議会の議員を務めた。ところが、人力車事故のために頭部を強打し、病気になってしまう。失意の日々を送りながらも、葉桜は再び短歌に打ちこみ、牧水のはからいで歌集が出版される運びとなる。しかし、頭の病気が再発したことにより、この歌集も出版されずに終わる。以後、葉桜は歌を詠むことはなかった。

1987(昭和62)年、西郷村の人々によって出版された遺稿歌集『悲しき矛盾』が発刊された。「黄に膿みて海より月の出でければ誰いふとなく浜に走れり」(『悲しき矛盾』より)

 

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