【沖縄・豊見城の偉人】

1907（明治40）年、沖縄県島尻郡豊見城村（現在の豊見城市）生まれ。終戦後、アメリカ占領下の沖縄で祖国復帰と平和な社会の実現を目指して命がけで闘った人物として知られる。

1956年（昭和31）年那覇市長に当選するも、翌年に米軍により職を追放され、被選挙権も剥奪されてしまう。しかし、この１年足らずの市長在任期間に繰り広げられた瀬長と米軍との激しい攻防は、沖縄住民の絶大な支持を呼んだ。

1966（昭和41）年に被選挙権を回復し、立法院議員選挙に最高得票で当選。1970（昭和45）年、戦後初の国政参加選挙で衆議院議員に当選、以降7期連続当選を果たす。当時の首相・佐藤栄作に対し、「沖縄は再び戦場となることを拒否する」と論戦を繰り広げた。2001（平成13）年に94歳で死去。

 

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