【水俣の偉人】

明治、同志社英大学(同志社大学の元となった私塾)を中退した徳富蘇峰は、帰郷し自由民権運動へ参加。父とともに私塾「大江義塾」を開く。漢学、英学、史学、経済学などの教科を数多くの塾生に教えていく中、蘇峰も自らの思想を研鑽させていった。

そして、1886(明治19)年、富国強兵を目指した軍備拡張などを批判し、当時の日本に警鐘を鳴らした『将来之日本』を出版。若者を中心に好評を博したこの著作は、見事彼の出世作となった。

その後、東京へ住まいを移した蘇峰は民友社を立ち上げ、月刊誌「国民之友」を創刊。誌面を通して政府批判や進歩的な思想を紹介していったが、日清戦争後の三国干渉に強い衝撃を受けて、急速に政府批判の論調を弱め、政界入り。国権論へと思想を変えていく。

その結果、1945(昭和20)年、A級戦犯容疑をかけられ、公職追放処分を受けることとなるのであった。

 

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