【日置市の偉人】

幼少から病弱でありながら、武術・勉学に励み続けた彼は、20代で薩摩藩内で「名君」と呼ばれ始め、27歳の若さで薩摩藩家老となる。その政治手腕で薩摩藩の産業発展に尽くすだけでなく、薩長同盟・大政奉還など幕末の重要な場面に関わり、活躍した。病と闘い続けながら明治維新を強く支えたが、明治3（1870）年、36歳の若さで夭逝。あまりにも早すぎる死であった。

後に幕末に日本に滞在したイギリスの外交官アーネスト・サトウの著書にて、「私の知っている日本人の中で最も魅力的な人物」であり、政治的才能だけでなく人柄も傑出して優れていたと評されている。

 

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