【宮崎・日向市の偉人】

明治43(1910)年、宮崎県東臼杵郡東郷村(現在の日向市)に生まれる。幼少より文学に興味を持ち、特にロシア文学を愛好。中学を卒業して東京の高校に進学した高森は、詩壇の雄、日夏耿之介の門下生として次々と作品を発表する。

東京在住の学生時代、高森は小さな借家に吉田秀和(後に音楽評論家となる)と2人で住んでいた。昭和6(1931)年、留守だった吉田を訪ねてきた中原中也と出会う。真っ黒なソフト帽と黒い外套を着た中也は、蒼白い顔に見開いた黒い瞳が妙に大きく感じられ、高森は「難破船から匍い上がってきた船員!」という印象を受けたと述懐している。その後2人は深い交友を重ね、高森は中也から大きな影響を受けた。処女詩集『浚渫船(しゅんせつせん)』で第2回中原中也賞を受賞。当時の詩壇から、叙情派の詩人として才能を高く評価された。

大学を卒業し、母校延岡中学で教壇に立った後、昭和14(1939)年に満州(現在の中国東北部)に渡り満州映画協会に入社。現地で応召後、シベリア抑留を経て、帰国後は延岡市教育長、東郷町教育長、東郷町長などの要職を歴任した。

 

 

 

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