【宮崎・日南市の偉人】

大正4(1915)年、日南市飫肥に生まれる。第七高等学校を経て東京帝国大学(現東京大学)理学部に入学、同大学卒業後は東京科学博物館(現在の国立科学博物館)に勤めた。

昭和21(1946)年に、家業の林業を継ぐため帰郷。日南市に服部植物研究所を設立し、林業の傍ら、当時研究がほとんどなされていなかった蘚苔類の研究を行った。昭和27(1956)年、北アルプスにて後に「ナンジャモンジャゴケ」と命名される苔が発見される。しかし、当初はコケ植物かシダ植物の特殊なものか、あるいは緑藻類なのかがはっきりせず、所属不明であった。その後研究により新種のコケとわかり、新佐が「ナンジャモンジャゴケ」と命名、カナダの世界植物学会で発表した。

新佐は県文化賞、朝日賞を受賞しているほか、フィンランド学士院外国人会員、日本植物学会・米国蘇苔地衣学会・国際苔類学会・米国植物学会に所属。昭和52(1977)年から3年間は、日本蘇苔類学会会長を務めた。

 

 

 

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