【佐賀の偉人】

日本最初の薬学博士、田原良純。

佐賀藩士・田原卯源次の長男として生まれ、鉱山学部を卒業し一度は工部省鉱山寮に勤めるも、21歳で東京医学校製薬学科に入学。内務省衛生局へ勤めることとなる。そこで、牡丹の皮などに含まれる薬理成分・ペオノールの研究を進めていた際、欧米では植物成分に比べて動物成分の研究がそこまで進んでいないことに気づき、フグ毒の研究を開始。内務省東京衛生試験所所長就任、3年間のドイツ留学などを経て、明治40年(1907年)、フグの卵巣から毒素を抽出することに見事成功する。研究開始からおよそ20年以上経っての成果であった。この毒素を、フグ科の学名「テトロド」と、毒を意味する「トキシン」から、テトロドトキシンと命名。その後、テトロドトキシンの薬理作用についても研究を進め、鎮痛効果を実証した。

 

 

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