【大分・中津の偉人】

1723(享保8)年、筑前藩士谷口新介の子として江戸牛込矢来に生まれる。幼時に父母を亡くし中津藩医前野東元の養子となり、良沢も中津藩医となった。青木昆陽、吉雄耕牛からオランダ語を学び、長崎に遊学。ここで良沢はオランダ語の解剖書『ターヘル・アナトミア』を入手する。

江戸に戻った良沢は、杉田玄白、中川淳庵らとともに刑者の腑分け(解剖)に立ち会う。実際に人体の内部と『ターヘル・アナトミア』を見比べ、その図の正確さに驚き、翻訳を決意した。辞書のない時代に杉田玄白らと4年かけて翻訳し、1774年(安永3年)に『解体新書』を刊行。しかし、本に玄白らの名前はあるが、翻訳の中心になった良沢の名はない。これは「良沢が完璧でない翻訳に不満だったため、自分の名前を載せなかった」という説が有力とされている。

良沢はその後もオランダ語を身につけるために大変な努力を重ね、生涯にわたってオランダ語を研究し、様々な史料を翻訳した。

 

**知られざる偉人・文化情報募集中!**
本サイトでは常時、あなたの町の「知られざる偉人・文化」の情報をお待ちしております!
今後のマンガ制作の参考とさせていただきますので、ぜひ情報をお寄せください。
(いただいた情報の採否・掲載日のお知らせは、本サイトへのアップをもって代えさせていただきます)

▼投稿はお問い合わせフォームよりお願いいたします
https://kyusyu-manga.azusashoin.com/contact/

 

**拡散をお願いします!**
知られざる偉人・文化ものがたりをたくさんの方に知っていただけるよう、よかったらぜひシェアやいいね!をよろしくお願いいたします!

反響が多い偉人は、続編や単行本化もあるかも?!

▼拡散は下記の各種シェアボタンよりお願いいたします

漫画一覧に戻る