【鹿児島市の偉人】

1872(明治4)年、教師として来日した米国人ホーレス・ウィルソンによって日本に伝来した「ベースボール」。お雇い外国人や宣教師によって続々と全国に広まり、大学には「ベースボール部」が誕生していった。

1893(明治26)年、第一高等中学校(後の東京大学教養学部)のベースボール部員・中馬庚は、卒業にあたって「ベースボール部史」の執筆を依頼される。そこで中馬は、当時一般的に「ベースボール」と呼ばれていたこの球技をどう訳するかという問題に突き当たる。考え抜いた結果、「Ball in the field」ということばをもとに、『テニスは庭でするから、庭球。ベースボールは野原でするから「野球」』という結論に至るのであった。

また、「遊撃手」という言葉を広めたのも中馬である。

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中馬によって執筆された「一高野球部史」の発行(1895年2月)から125年が経った、2020年3月6日。中馬庚がベースボールを「野球」と和訳して125周年になることを記念して、東京大学と鹿児島大学による「日本野球誕生125周年中馬庚先生記念試合」が鹿児島で行われた。

 

 

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