【長崎市・稲佐の偉人】

12歳で両親を亡くし、親戚を頼って長崎までやって来た少女・道永栄(えい)は20歳にて、長崎市稲佐の西洋料理店「ボルガ」の女将・諸岡マツと出会い、「ロシア将校集会所」の住み込み家政婦として働き始める。そこでロシア語を習得した彼女は、美貌と明るい社交的な性格も合わさり、ロシア海軍将校たちの人気を集めていく。そのうちに「稲佐のお栄さん」の名はロシア本国にまで聞こえ、彼女を気に入ったロシア艦艦長のボーイとしてウラジオストックへ渡ったほか、県当局の依頼でロシア皇太子ニコライの長崎訪問時の宴席幹事も務めた。

33歳、ロシア艦で今度は上海に渡った彼女は、日本に戻ってすぐ、港を見渡す高台へホテル「ヴェスナー」を竣工。客室、ロビー、宴会場に加え、遊技場まで備えたこのホテルは、カルタ遊びや酒宴を繰り広げるロシア海軍たちによって連日連夜、大いににぎわった。

日本よりはるか北の地にあるロシアの人々にとって、ロシア語で“春”を意味するホテル「ヴェスナー」は、まさに春のような暖かさに満ちた場所だったのだろう。

 

当時の国際親善に大きく貢献した道永栄は、長崎三女傑の1人に数えられている。

 

 

**知られざる偉人・文化情報募集中!**
本サイトでは常時、あなたの町の「知られざる偉人・文化」の情報をお待ちしております!
今後のマンガ制作の参考とさせていただきますので、ぜひ情報をお寄せください。
(いただいた情報の採否・掲載日のお知らせは、本サイトへのアップをもって代えさせていただきます)

▼投稿はお問い合わせフォームよりお願いいたします
https://kyusyu-manga.azusashoin.com/contact/

 

**拡散をお願いします!**
知られざる偉人・文化ものがたりをたくさんの方に知っていただけるよう、よかったらぜひシェアやいいね!をよろしくお願いいたします!

反響が多い偉人は、続編や単行本化もあるかも?!

▼拡散は下記の各種シェアボタンよりお願いいたします

漫画一覧に戻る