【福岡・みやこ町の偉人】
安政4(1857)年、豊前国豊津(現在の福岡県京都郡みやこ町)の小倉藩士の家に生まれる。藩校である育徳館を経て、工部大学校(現在の東京大学工学部の前身)に入学。卒業後、工部省の電気技師として勤務した。
明治19(1886)年、29歳の時にアメリカの最新電気技術を学ぶために渡米。発明王トーマス・エジソンが創立したエジソン・マシンワークスに入社し、電気・電信技術を習得する。帰国後は大阪電燈株式会社(現在の関西電力)設立にあたり、初代技師長となった。この際、電気を送るシステムをエジソンが開発した送電技術である「直流送電」で採用するか、同時期にニコラ・テスラによって開発された「交流送電」で採用するかが大きな問題となる。岩垂はエジソンに恩がある立場であったが、将来性を考慮し交流発電機を大阪電燈に薦めた。現在、交流が送電方式の主流となっていることからも、この判断には岩垂の技術者としての正しさがうかがえる。
明治31(1898)年に日本電気株式会社(現NEC)を設立し、日本の電気業界の発展に大きく貢献した。
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