【大分県久住・熊本の偉人】
「九州日日新聞(現:熊本日日新聞)」で活躍した記者、後藤是山。
幼少期から文学に親しみ、新聞記者に対して強い憧れをもって育った是山は、一度は小学校の教師になるも新聞記者への思いを諦められず、九州日日新聞に入社する。しかし、当時の新聞は政党機関誌色が強く、「天下国家を論ずる男性が文学などを新聞にのせるべきではない」という風潮さえあり、憧れとのギャップに幻滅する。
そんな中、徳富蘇峰が発行する「国民新聞社」へ記者修業に行くことになり、蘇峰からの直接指導の他、高浜虚子や与謝野晶子など多くの文化人と交流し影響を受ける。
2年の修業を終え、熊本に戻って文芸面の編集を任された是山は、東京で知り合った文化人たちを次々と誌面に登場させ、熊本に文化の新風を送り込んでいった。
「自分は単なる歌人ではない。また、単なる俳人でも、単なる郷土史家でもない。ひたすら俗塵の中に生きつつ世を嘆く老記者、老書生でありたい」と、生涯一記者を貫き続けた彼の姿勢は今も多くの人を惹きつけてやまない。
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