【福岡・筑後の偉人】

平安時代、寿永4年(1185年)壇ノ浦の戦いで平家が敗れると安徳天皇を抱いて入水したとされる女性、按察使局伊勢(あぜちのつぼね・いせ)。源氏兵士に生け捕りにされ、生き延びた按察使局伊勢はその後、筑後へ移り、筑後川のほとりに社を建て、平家一門の菩提を弔った。

尼になった後のある夜、夢の中で筑後川に入った按察使局伊勢(剃髪後の号:千代)は、水底にある水天宮で平家一門に会い、水難避けの符として今日に伝わる「五文字の神符」を受ける。それから筑後川・巨瀬川流域で起きていた災難が治まったことから、民衆から尼御前と呼ばれ慕われるようになり、118歳まで生きた、という有名な伝説がある。

按察使局伊勢が筑後川のほとりで建てた社は尼御前神社と呼ばれ、今の水天宮(福岡県久留米市)のはじまりであるとされている。

現在、按察使局伊勢は千代松神社(水天宮境内にある社)に祀られている。

 

 

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