【佐賀の偉人】
1867(慶応3)年、ちょうど“江戸”から“明治”へ変わる頃。
佐賀藩代表としてパリ万国博覧会参加のため渡欧した佐野常民は、そこで赤十字社の存在を知る。それから10年後、国内最後の内乱・西南戦争が勃発。戦争の惨状に心を痛めた常民は、博覧会で得た赤十字社の知識をもとに、敵味方の区別なく負傷者を救護する組織「博愛社(後の日本赤十字社)」の設立を明治政府に訴える。
しかし、政府に「敵味方の区別なく負傷者を救護する」という考えは受け入れられず、組織設立の願いは不許可。そこで常民は戦場である熊本へ出向き、政府軍の総督である有栖川宮熾仁(ありすがわのみやたるひと)親王へ直訴。見事許可を得ることとなる。
博愛社設立許可の際、感極まって常民が涙したというエピソードは、涙で人を動かした「泣きの常民」の有名なエピソードの一つである。
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