【宮崎・高鍋の偉人】

慶応元年(1865年)、宮崎県児湯郡上江村馬場原(現在の宮崎県高鍋町馬場原)の藩士の家に生まれる。
藩校明倫堂、高鍋島田学校にて学んだのち、小学校の教師などをしながら医師をめざす中、キリスト教に出会う。1人の貧しい巡礼者の子を預かったことをきっかけに、医学の道を捨てて児童救済の事業を開始した。資金を集め教育を施し、手に職を付けさせて自立へと導いた子どもたちの数は3千人にも及ぶ。急激に近代化する日本社会が生み出す社会問題に立ち向かい、日本で最初に孤児院を創設した人物として「児童福祉の父」と言われ、その精神は現代でも様々なところで引きつがれている。

 

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宮崎県郷土先覚者漫画(宮崎県庁HP)

 

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