【大分・杵築市の偉人】
日本の天文学の先駆者ともいえる人物・浅田剛立。
江戸時代、当時使用されていた宝暦暦(ほうりゃくれき)に記されていない日食の発生を予言し、見事的中させたことによって、彼は世にその名を知られることとなる。この時、麻田は惑星の運動に関する法則・ケプラーの法則を独創し、日食の発生を予測したとされている。
その後、豊後から大阪に移り医師業の傍ら、天文学の研究を続けた麻田は、日本人で初めてクレーターまで含む詳細な月面観測図を完成させた。
また、後進の育成にも注力し、弟子である高橋 至時、間重富は誤りの多かった宝暦暦の改暦で作られた「寛政暦」製作において中心的な役割を果たした。
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