尊敬する賀島兵介とともに、対馬三聖人に数えられる陶山訥庵は、善政をしき、対馬の民に慕われていた。対馬は朝鮮貿易に頼るだけでなく、自給自足が必要だと考えた彼は、まず害獣被害による不作・困窮を救うために「猪退治」に乗り出した。「人よりもイノシシの方が多い」と言われていた当時、絵空事と思われた計画だったが、島民を総動員し10年かけ、8万頭の猪退治を達成したのだった。生類憐みの令のしかれていた世において、これは命をかけた大計画であった。

 

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