【佐賀・鳥栖市の偉人】

1899年（明治32年）、佐賀県三養基郡田代村（現在の佐賀県鳥栖市）に生まれる。熊本中学校、第五高等学校卒業後、東京帝国大学工学部電気工学科に進む。1923年（大正12年）、電気研究所に入所し、無線通信の仕事に従事した。その後、東京工業大学、東京大学で教鞭を取りながら研究を続け、それまで温度変化の影響を受けやすいとされてきた水晶板の切り出し方に着目し、温度依存性の少ないカット角度を発見する。古賀は、この発見によって安定した水晶振動子を実現。彼の功績は、今日に至るまで無線通信を始めとするさまざまな電子製品に利用され、電子機器の発展に大きく貢献している。

 

 

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