【福岡・久留米の偉人】
天明8(1788)年、久留米藩の城下町である通外町に生まれる。7~8歳の頃から木綿織りの稽古を始め、12~13歳頃には大人も及ばないほどの腕前となった。そんな伝が新しい織り方を編み出したのは、着古した藍染めに白い斑紋を見つけたことがきっかけである。これにヒントを得た伝は、始めから藍と白のまだらに染めた糸で織れば、着物に模様が織り込めるはずと試行錯誤を重ねる。その結果、「霜降(しもふり)」「霰織(あらひおり)」と呼ばれるようになる、紺地に白い斑紋が浮かび上がる美しい織物が生まれた。伝がこれを「加寿利(かすり)」と名付けて販売すると、たちまちのうちに大評判となる。
伝は16歳の頃にはすでに数十人の弟子を持っていたといわれ、40歳頃には弟子の数は千人にも及び、そのうちの400人が各地で開業したという。こうして久留米は絣の一大産地として全国に知られるようになっていった。
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